かなざわ整骨院
健康通信VOL、26(2009/5/16)
腰が悪くなると肩が挙がらなくなる。
「何で?・・・」
イメージが沸くでしょうか?
全ての肩の症状に腰が関係しているとまではいいませんが、
いわゆる40肩、50肩と呼ばれる肩が挙がらなくなる症状で
当院へ来院された方の半数以上は腰に原因がありました。
いわゆる「40肩(50肩)」は肩が上がらなくなったり、
痛みが出る症状をひっくるめた俗称です。
あまりにも色んなパターンがある為、
分かり易くひっくるめて私はそう呼んでいます。
そんな時肩の周りで何が起きているのかというと、
筋肉が固まっていたり、
炎症が起きていたり、
関節自体の炎症や
関節内の軟骨損傷、靭帯損傷、関節のズレ・・・
など様々なコトが起こり「肩が挙がらない」という状態を作り出しています。
ここで私が得意な「整体的な視点」でみてみましょう。
「じゃあ、何でそんなことが起きてしまったのか?」というところです。
まず、
何もなくそんなことが起こるわけがない!
必ず「何か」があって、
その結果、肩の周りで色んな事が起きてしまったと私は考えています。
筋肉や関節は普通に使えば、100年以上は問題なく使えるものです。
長寿の方がそれを証明して下さっています。
しかし無理な状態で使ってしまうと、
あっという間に傷めてしまい使えなくなってしまいます。
以前お話しましたが骨盤や背骨は体の土台、
身体運動の全ての基礎になる部分。
手を使うときは手だけの筋肉ではなく、
多少なりとも必ずその土台に負担をかけながら使っています。
このシステムはとても複雑で
たくさんのシステムのバランスによって成り立っています。
その一例として(図1)(図2)を紹介します。

図1の筋肉は広背筋という筋肉ですが、腰から筋肉が伸び
上腕骨の上の方まで伸びています。

図2の筋肉は菱形筋(大小2つからなっています)と呼ばれる筋肉で
これは腕の関節を構成する上腕骨と肩甲骨の
肩甲骨部分を背骨に固定する働きと肩を動かすのを補助します。
このように肩は一般にいわれている「肩」以外の所から
サポートされている部分がたくさんあります。
腰のコンディションが良いときは、
その負担を関節は十分に分散吸収し受けてくれますし、
骨盤や背骨の周りの筋肉もが、手の働きを助けるように力を貸してくれます。
しかしコンディションが悪くなるとその負担を受けきれなくなり、
肩周りの関節や筋肉に負担をかけるようになります。
※関節や筋肉は状態が整っていないと、ほんの少し動かすことすら難しくなる
とてもデリケートな側面を持っています。
ただ、この段階では「痛み」などの症状はほとんど現れません。
負担の掛かった筋肉や関節が「もうこれ以上は負担に耐えられない」
となった時に初めて症状が出ます。
・・・・・・・
しかしほとんどの方はそんな状態になってもしばらく様子を見ます。
そして炎症や筋肉の負担がうまく引いてくれば痛みはマシになるので
また同じように使い出すか、
うまく引いてこなかった時には「これはちょっとまずいな」ということで
そこで初めて来院!・・・という手順を踏みます。
!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこでアドバイス!
!!!!!!!!!!!!!!!!!
今まで肩の痛みが無かった方で
「肩をぶつけた」とか直接肩を傷めてしまった場合は
肩だけ診ていけばいいでしょう。
しかし以前から腰痛や背中の張り、肩凝りなどがある方は
肩だけを診ていくのではなく腰や骨盤など体全体を診ていくようにして下さい。
※かなざわ整骨院に来院されている方はもうお分かりだと思いますが
ここでの「診る」はレントゲンや血液検査によるものを
指しているのではないですからね。
そうでないと、たとえその時肩の痛みが治まったとしても
原因が改善していないのでまたすぐに傷めてしまうからです。
そしてほとんどの場合
一回目よりは二回目・・・
二回目よりは3回目のほうが
症状はどんどんきつくなっていきます。
(当たり前です。歳がいく程回復力は衰えますし、
関節周りが完全に修復される前に負荷をかけているので
前回よりは簡単に関節を傷めるようになっているからです。)
そうした方が肩だけ治療する場合に比べ
経過が良く、結果として早く良くなります。
「えっ!そんなところから!!!」
意外なところが影響している症状はたくさんあります。
2009/5/16
かなざわ整骨院 金澤信博一声
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